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時給を引き上げる要因

個人契約の家庭教師の場合、生徒側にとっては毎月の授業料に業者マージンが入らない分、一般的に安い時給で家庭教師を探すことができると言われています。

これはあながち間違いではありませんが、これを単純に鵜呑みにしてしまうのは誤りの元です。なぜなら、時給は様々な要因に左右されるからです。ここでは、時給設定を左右するいくつかの要因について紹介します。

通勤アクセス

2時間程度の短時間労働の家庭教師にとって通勤アクセスの利便性は極めて重要なものになります。わずか2時間しか仕事をしないのに、通勤に時間がかかってしまったのでは、高い時給をもらったとしても割りに合わなくなるためです。

特に生徒さん宅の最寄駅から生徒さん宅へのアクセスが悪いと平均的な時給では引き受け手が見つからないケースが出てきます。

例えば、駅から生徒さん宅まで徒歩で15分を超えてくると、手を上げる家庭教師の数は激減します。地方になると、家庭教師の絶対数が少なくなるため、より一層家庭教師探しが困難になります。

それを回避するには、時給設定を引き上げるか、駅と生徒さん宅の自動車での送迎を条件に入れるなど、マイナス要素を打ち消すなんらかの対策が必要になります。

大学受験生

大学受験生の指導に関しては、指導する側にとっても負担に感じるケースが多いせいか、やはり家庭教師のなり手は少なくなるようです。

特に男子生徒の場合によく見られます。平均的な時給設定では、他の条件が良い場合でも家庭教師探しに苦戦する場合があります。

一方、女子生徒の場合は、大学受験であろうと人気があります。一般的な時給設定の場合でも、特に都市部では、家庭教師の引き受け手に困るケースはそう多くはありません。ただ、この場合でも、通勤アクセスなどの条件などは加味する必要はあります。

女性教師希望

女子生徒のご家庭などでは、女性教師限定での募集をされることがありますが、家庭教師の数が多い都市部でも苦戦することが少なくありません。

これは、女性教師の数が少ないことに起因します。どうしても、女性教師という線を譲りたくない場合は、平均的時給よりも高めの設定を検討する必要が出てくることもあります。

授業時間

授業時間は、家庭教師が得られる報酬に直結します。短すぎる授業時間は敬遠される傾向にあります。他のアルバイトと比較して、家庭教師は時給が高く割りの良い仕事と言われていますが、あまりに短い授業時間だと逆に割りの合わない仕事へと変わってしまいます。

標準で1回当たり2時間。それ以下の場合は、時給の高さでカバーする必要が出てくることもありえます。

多すぎる科目設定

沢山の科目に対応できる家庭教師の方が、頼む方にとっては安心感があるかもしれません。しかし、科目設定を増やせば増やすほど、家庭教師探しにおいては、自らハードルを上げているということを理解しなくてはいけません。

ハードルを上げるということは、家庭教師の引き受け手が少なくなるという方向へ作用しますので、場合によっては時給設定をより高いものにしなければならないケースも出てくることを意味します。

その他にも時給を左右する要因はいくつかありますが、家庭教師にとっての条件設定が厳しくなればなるほど高い時給設定の必要が出てくるのは言うまでもありません。

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